戦力外は10球団計47人に 広島が今村ら6選手に通告、“ドラ1”は4人目

広島・今村猛【写真:荒川祐史】

今村猛は通算431試合登板で115ホールド36セーブ、防御率3.46

14日に広島が今村猛投手ら6選手に来季の契約を結ばないことを通告したことを発表した。ここまでソフトバンク、ロッテ以外の10球団計47人が非情通告を受けた。

この日、今村のほかに戦力外通告を受けたのは鈴木寛人、中村恭平、行木俊、ともに育成選手の畝章真、佐々木健の5投手。1年目の行木は育成選手として再契約する方針だという。

今村は清峰高から2009年ドラフト1位で入団。新人だった2010年から1軍登板を果たし、2016~2018年には救援の一角としてリーグ3連覇に貢献した。しかし12年目の今季は1軍登板がなかった。

今年は西武・多和田真三郎投手、オリックス・吉田一将投手、阪神育成で元中日の鈴木翔太投手も戦力外に。11日にはドラフト会議で多くの若者がプロの門を叩いた一方で、かつての“ドラ1戦士”たちがプロ野球人生の岐路に立たされている。(Full-Count編集部)

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