横浜中華街(横浜市中区)の街並みをモチーフにしたレゴブロックの作品が、中華料理店「横浜大飯店」で展示されている。建物の内部も忠実に再現され、約15万個のピースを用いた大作だ。同店は「中華街の新名所になれば」と期待する。
9日に同店のショーケースに飾られた作品がお披露目され、気付いた人たちから「見て、すごいよ」などと歓声が上がった。子どもたちが精密な作りに感心のまなざしを向けたり、大人がカメラで撮影したりして、人だかりができた。
展示されているのは、レゴブロックの作品づくりを手掛けた故直江和由さんの作品で、2005年製作の「横浜中華街の街並み」の一部。製作におよそ100時間をかけたといい、中華街のシンボル「善隣門」を中心に、同店など周辺の五つの建物で構成されている。