江の島沖の定置網で取れた鮮魚を提供する朝市「江の島フィッシャーマンズマルシェ」が16、17の両日、片瀬漁港(藤沢市片瀬海岸)で4カ月ぶりに開かれる。江の島での東京五輪セーリング競技大会開催や緊急事態宣言発令などで6月実施以降中断していた。
未利用魚を使った料理も販売し、漁港から食品ロス削減、地産地消を発信する。
同漁港の朝市は2020年2月まで10年近くにわたりほぼ毎朝開催され、市民や近隣からの来訪者に親しまれてきた。しかし、不漁の長期化によって終了した後は、月2回程度の開催を模索していたが、その矢先に新型コロナウイルス感染が拡大。今年4月に開催にこぎ着けたものの、6月に開催した以降は再び中断を余儀なくされていた。
今回、宣言の解除や感染状況が落ち着いてきたことから、ソーシャルディスタンスを確保する食べ歩き回遊式を取り入れ、再開することになった。