日本⼈初の⺠間⼈宇宙⾶⾏⼠・前澤友作「夢は叶う!あきらめないで。99.9パーセントは自分次第」

©Yusaku Maezawa

⽇本⼈初の⺠間⼈宇宙⾶⾏⼠としてISS(国際宇宙ステーション)に渡航および滞在を予定している前澤友作が、10月14⽇、ロシアのガガーリン宇宙⾶⾏⼠訓練センターにてメディア向けに初めて宇宙⾶⾏⼠訓練の様子を公開した。

今回の公開訓練では、ISS内での緊急事態を想定し、ガスマスクと宇宙服を実際に装着してソユーズ宇宙船に搭乗する訓練などをメディアに初めて公開した。訓練後に⾏われた記者会見で、前澤は本⽇の訓練について「すべての訓練が楽しいですが、その中でも一番大変だったのが実は今⽇の訓練でした。宇宙服を着るだけでも暑いのに、さらにガスマスクをつけていつも以上に過酷でした。でも楽しかったです」と公開訓練を振り返った。

ISS渡航・滞在に向けた現在の心境を聞かれた前澤は、「⽇が過ぎるごとにワクワクします。怖さや不安は今のところないです」とコメント。また、「今回のミッション・体験をどのように世界の皆さんへ発信するのか」と聞かれると、「⺠間⼈ならではの視点で観た宇宙、そして地球を発信していきたいです。Twitterは1000万⼈のフォロワーがいますし、InstagramとYouTubeもやっています。SNSを通じて世界中の⼈に、様々なことを発信していきたいです」と回答し、55⽇後に迫った打ち上げに向けての決意を表明した。最後に、宇宙を夢みる若者へのコメントを求められた前澤は「夢は叶う!なので、あきらめないでください。99.9%は自分次第です」とメッセージを送った。

©Yusaku Maezawa

前澤と、同乗者である操縦⼠のアレクサンダー・ミシュルキン宇宙⾶⾏⼠(ロシア)、そして宇宙⾶⾏の全容を撮影する前澤の関連会社役員の平野陽三の3名は、12月8⽇にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン)から打ち上げられる、ソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗し、ISSに約12⽇間滞在する予定だ。⺠間⼈宇宙⾶⾏⼠ならではの試みとして、「宇宙って実際どうなの?」をテーマに、訓練からISS渡航、そして帰還に⾄るまでの全⾏程を前澤友作YouTubeチャンネルで公開予定だ。

©Yusaku Maezawa

© 株式会社ジェイプレス社