小田原・箱根観光で訪れたい。「農家cafe Raku」の野菜たっぷりランチ

神奈川・南足柄の人気店「農家cafe Raku」

神奈川県小田原市から電車で30分ほどの南足柄。まわりに見えるのは山と畑と民家という、のんびりとした雰囲気が漂っています。

そんな南足柄にあり、遠方からも訪れる人が絶えないのが「農家cafe Raku」です。筆者は偶然店の前を通りかかり、つい足を止めました。

古い蔵をリノベーションしたという店舗は、明るくおしゃれ。外から木製の調度品が置かれた内装が見え、ここでどんな料理が出てくるのだろうと期待に胸がふくらみます。

店の概要・アクセス

「農家cafe Raku」は"見た目にも楽しく、体にいいけど満足感のあるもの"をモットーに、野菜をふんだんに使った料理を提供しています。

野菜がたくさん盛られた「季節の野菜プレート」や野菜たっぷりの定食、「アグー豚のやわらかローストポーク丼」などの丼もの、カオマンガイやガパオライスなどのタイ料理など、メニューも充実しています。

最寄りは伊豆箱根鉄道大雄山線の大雄山駅(だいゆうざんえき)で、駅からは徒歩10分ほどの位置にあります。

カフェから神奈川の人気観光地・箱根湯元までは電車で1時間、車では30分ほど。箱根観光時にあわせて訪れるのもよさそうです。

地元の無農薬野菜を使ったランチは必食

筆者が訪れたのはちょうどランチタイム。10種類ほどのメニューの中から、お肉を使った定食「Raku 定食A」(税別1100円)を注文しました。お肉の定食のほかに、魚料理がメインの定食もあります。

日替わりの肉料理、季節の野菜、副菜3品、白米または雑穀米のセットです。

定食に使われているのは地元で採れた無農薬野菜。やわらかく調理されたお肉も美味です。滋味深く見栄えも豊かな料理に、身体が元気になるような気がしました。

健康志向の方にとくにオススメしたいランチです。

店内では地元野菜の販売も

店内入り口では、地元産の有機野菜・無農薬野菜の直売を行っています。野菜を購入するために店舗を訪れる人も見かけました。

自炊が好きな方は、おいしい野菜料理をいただいた後に、こちらで食材を買っていくのもオススメですよ。野菜の種類は季節や日によって異なります。

併設の衣料品店「Raku」もチェック

また「農家cafe Raku」の敷地内には洋服ブランド「Raku」のショップがあります。「Raku」で扱うのは、東南アジア各地の職人が生地から手織りで製作した着心地のよい衣類です。

口に入れる食からも、身に付ける洋服からも、心地よいライフスタイルを提案したい、という店の思いの表れ。

流行にとらわれないシンプルな服が揃っています。コットンや麻など天然素材の服がお好きな方は、こちらのショップも覗いてみるとよいでしょう。

素敵な雰囲気の「農家cafe Raku」へ

季節の良い日にはテラス席で気持ちよく時間が過ごせます。

ティータイムにはシフォンケーキなどのスイーツが人気だとか。遠方から訪れる方もいるというのが納得の、スローで素敵なカフェでした。

小田原や箱根を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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