休耕地に彩るマリーゴールド 平戸・田平町福崎区 11月下旬まで

休耕地を彩るマリーゴールドの景観を楽しむ子どもら=平戸市田平町

 長崎県平戸市田平町の町内会「福崎区」の休耕地約30アールを彩るマリーゴールドが、見頃を迎えている。9日夕に観賞会を開き、地元の子どもたちや保護者らが、オレンジや黄色の花が広がる景観を楽しんだ。
 同区が田平まちづくり協議会、田平農地振興会の協力を受け、福崎区公民館そばの道路沿いの畑を憩いの場にしようと、2年前から植栽に取り組んでいる。6月下旬には約50人が苗植え作業に参加した。
 植栽作業から間もなく咲き始めたが、8月中旬の長雨、その後の少雨傾向などから一時、花が傷んだ時期もあった。観賞会に参加した川久保楓香(ふうか)さん(12)は「自分たちで植えた苗がきれいに花が咲いてうれしい」と笑顔を見せた。
 同区によると、11月下旬まで花の景観を楽しめるという。

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