新潟県津南町が上越新幹線を活用してとれたての津南町産スイートコーン(鬼もろこし)を東京都世田谷区へ輸送

新潟県津南町は15日、上越新幹線を活用した津南町産のスイートコーン(鬼もろこし)の輸送を東京都世田谷区と連携で行った。

コロナ禍で農産物などの町長によるトップセールスが困難な状況のなか、JR東目本、世田谷区、養豚のほか、にんにく、鬼もろこし、魚沼産コシヒカリを生産している株式会社鬼や福ふく(津南町)、津南町が連携し、鬼もろこしを新幹線で東京駅まで輸送し、世田谷区内の直売所で販売、PRする取り組み。

この日は、鬼や福ふくの採れたてのスイートコーン(20箱)をJR越後湯沢まで運び、同駅9時29分発の上越新幹線(東京行)に積み込んだ。

津南町と世田谷区は小水力発電で発電した電力を供給することで協定を締結していて、今回、その繋がりを活かし、津南の農産物を世田谷区内の直売所で販売、PRすることになった。この取り組みを契機に、津南町では、若手農業者や法人経営者(津南町農業経営者会議)が生産した米や農産物を世田谷区で販売していきたい考えだ。

新幹線にスイートコーンを搬入するガーラ湯沢の担当者

津南町産スイートコーン(鬼もろこし)

新幹線を見送る関係者

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