FC琉球、100万円を沖縄県に寄付 コロナ対策を支援

 FC琉球の小川淳史社長、廣﨑圭副社長、樋口靖洋監督が14日、県庁に照屋義実副知事を訪ね、新型コロナウイルスの対策支援費として100万円を寄付した。目録を手渡した小川社長は「沖縄に何ができるかを考え、ユニホームの売り上げの一部を寄付することになった」と経緯を説明した。

 チームは昨年末、県内の観光、飲食産業の打撃と医療体制の逼迫(ひっぱく)を受け「#One OKINAWA」をテーマにクラウドファンディングを実施した。約1カ月半の期間で635人から総額1871万9千円の支援を集め、その内のチャリティーユニホームとTシャツの売り上げの10%に相当する100万円を贈った。

 照屋副知事は「郷土に根付き、沖縄の子どもの夢と希望を育んでいただいている」と感謝を述べた。

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