沖縄31人コロナ感染 累計5万人超す 死者6人(10月15日午後)

 沖縄県は15日、新型コロナウイルスに感染した患者6人の死亡と31人の新規感染者を確認したと発表した。新規感染者は前日の33人に比べ2人減ったが、前週金曜日の29人より2人増えた。前週の同じ曜日より増えるのは3日連続。累計感染者は5万11人と5万人を超えた。
【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 県内では昨年2月14日に初めて感染者が確認され、今年4月6日に累計1万人に達した。約2カ月半後の6月19日に2万人、流行第5波の8月11日に3万人となり、さらにわずか半月後の同27日に4万人を超えた。その後、感染の増加ペースは比較的落ち着いたものの、1カ月半余りで1万人増えたことになる。    
 死者の累計は362人。新たなクラスターは1件あった。
 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は10.71(前日9.56)と10人を超え、2日連続で全国ワースト。2位は大阪府の8.87、3位は青森県で8.02。
 自宅療養者は88人(前日75人)、入院調整中は55人(前日56人)。入院は40人(前日43人)で、うち中等症は34人。重症は0人だった。病床占有率は13.1%。
 米軍関係の感染は2人で、累計2803人だった。(いずれも速報値)
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