オールシーズン大活躍「コールマン スクリーンIGシェード+」!圧倒的な遮光性が自慢の逸品

ピクニックやビーチで休憩する時に日差しを遮ってくれるサンシェード。最近では小さくたためて簡単設営できるタイプが多く、その活躍のシーンが広がっています。中でも今回は筆者も愛用するコールマンの「スクリーンIGシェード+」をご紹介します。高い遮光性が自慢の逸品、ちょっとしたアウトドアのお供にオールシーズンおすすめです。

サンシェードとは温度上昇&紫外線を軽減する日除け!設営・撤収が簡単 ビーチやピクニックで大活躍

イメージ・サンシェード

サンシェードとは?

サンシェードとは「日除け」のことです。家の軒先にタープのように使うものもありますが、今回はアウトドアで使うサンシェードをご紹介します。

サンシェードは暑い時に温度上昇を抑え涼しく過ごしたり、直射日光での日焼けを軽減する目的で使われます。(日陰を作る休憩用の空間とお考えください)

涼しくするために夏に使われることが多いですが、紫外線からの保護、(紫外線を)軽減するという意味ではオールシーズン大活躍してくれるアイテムです。

テントやタープとの違いは?

サンシェードは様々な形状があり、テント型やタープ型のものがあります。テントやタープとの違いは「簡単」であることです。簡単さには2つのポイントがあります。

ポイント1.「設営・撤収が簡単」

未経験の方でも説明書を見れば容易に立てられますし、時間も5~10分もあれば完成!といったタイプがほとんどです。中には数秒で出来るものもあります。

(ほとんどのタイプが〝設営〟というよりは、〝立てるだけ〟と言っても過言ではありません)

大型のテントは設営に1時間以上かかることもあるためその差は歴然です。

ポイント2.「構造が簡単」

構造が簡単(簡素)なため設営が楽です。しかし、雨風に対する強度は低く、悪天候時や宿泊などの長時間の使用には向きません。(激しい雨の中での使用や宿泊を想定した作りにはなっていません)

※商品名が「テント」になっているサンシェードも多くありますが、宿泊用のテントとはそもそも作り自体が違い(構造の簡素化)、壁や床部分のないものもあります。

どんなシーンで活躍するの?

前述の通り、アウトドア用のサンシェードは簡単設営できるかわりに強度が弱いため、短時間での使用が基本となります。

日差しの強いビーチで使ったり、ピクニックや宿泊を伴わないデイキャンプなどが活躍するシーンとなります。

サンシェード 3つのタイプ!組立不要のポップアップ式/簡単設営のワンタッチ式/強度しっかりの組立式

サンシェードには大きく分けて3つの種類があり、構造がシンプルな順にポップアップ・ワンタッチ・組立式です。

それぞれにメリットデメリットがあるため、使用するシーンや好みに合わせてチョイスしましょう。

1.「ポップアップ式」

ポップアップ式の場合、最大のメリットは収納袋から出せば一瞬で広がり→「完成!」という手軽さです。

その分使われているフレームも細く、強度が低いことがデメリットです。さらにフレームを円状に丸めて収納するため、収納時の大きさが大きめであることも注意してください。

とはいえ、誰でも超カンタンに日陰と自分たちの空間を作れるのは大きな魅力です。

ポップアップ式筆者撮影
ポップアップ式を収納した様子筆者撮影

以下の記事でポップアップ式テント、コールマンの「クイックアップIGシェード」を紹介しています。

こちらの記事もご参考に!

2.「ワンタッチ式」

ワンタッチ式はポップアップ式まではいきませんが、設営がとても簡単です。

テントの生地とフレームが一体化しており、フレームを広げるだけで設営が完了します。強度もポップアップ式よりは高いです。

設営はなるべく簡単にしたいけど、ある程度強度も欲しい方におすすめです。

3.「組立式」

組立式のサンシェードは一般的なテントと同じく、折りたたまれたポールをつなげてテント生地に差し込み、持ち上げて設営する方式です。

少し手間はかかりますが、とはいえ5分程度で出来ます。サンシェードの中では強度が高く、多少の雨風には耐えられる安心感が魅力です。

これから紹介するコールマン スクリーンIGシェード+もこのタイプになります。

筆者おすすめ「コールマン スクリーンIGシェード+」サイズ・重さなど基本情報

こちらが筆者の愛用するコールマンのスクリーンIGシェード+です。レッドやグリーンカラーのイメージのコールマンには珍しく薄めのグレーという配色です。

このカラーのシリーズは他にもありますが、これは「ダークルームテクノロジー」という光を強力にブロックする生地が使われている証です。

広げた時の面積は約210×180cm×120cm(高さ)と大人4人が中に入れる大きさ。寝るには2~3人くらいが快適な広さで、サンシェードとしては十分に広い空間です。

重さも3kgとシェードとしてはやや重めですが、構造的にはほぼテントなので、簡易的なテントだと思えばとても軽量です。

【付属品&組み立て手順】ポールを通して立てるだけのシンプル構造 誰でも設営が簡単!

それでは実際に付属品をチェックしながら組み立てる様子を解説してきます。

1.「付属品」

収納ケースに入った様子筆者撮影
収納ケースから取り出した様子筆者撮影

収納された状態はとてもコンパクトで場所を取りません。中から取り出すと付属の2本の紐で縛ってあります。

砂袋筆者撮影
ペグとケース筆者撮影

設営の最後には地面に固定しますが、通常の土や芝の地面では付属のペグを使います。また、砂浜などペグが固定できない場合には付属の4つの砂袋に砂を重り代わりに入れて固定します。

なお、ペグハンマーは付属されていないため各自用意して持参しましょう。

筆者撮影 ポールとケース

こちらが2本のポールです。折りたたまれて専用のケースに収納されています。

2.「組み立て手順」

①シェードを地面に広げます。

※コールマンの赤いロゴが入っている面を上に地面に置きます。

筆者撮影

②ポールを本体生地、外側の収納部へ挿入。

筆者撮影

③2本のポールがトップ中央でクロスされた状態を確認。

筆者撮影

④それぞれのポール先端を本体生地(下部)の四隅にある金属製差し込み口へ。本体を持ち上げながら入れます。

筆者撮影

⑤そして、ポールとテントをフックで固定します。

筆者撮影

最後に四隅をペグで固定、砂浜などでは砂袋に砂を入れて重りにして、完成です。

これだけなので、初めてテントを立てる人でも一人で十分出来るレベルです。

完成・正面筆者撮影
完成・側面筆者撮影
完成・正面入り口を開けた様子筆者撮影

完成したテントの姿がコチラです。緑の芝にライトグレーの本体がよく映えますね。

撮影の際、海岸のすぐそばで風が強かったのですが、しっかりと形を保ったままで安定感がありました。

また、写真の通り雲一つない快晴でとても暑い日でしたが、しっかりと日陰を作ることが出来ました。4面をフルオープンにも出来るため、中では日陰を作りながら風を通し、涼しく過ごせます。

【メリット&デメリット】ダークルームテクノロジーの濃い影が最高! 1面のみ遮光生地ではない...

実際に使ってみてわかったことをまとめてみますと...

〈メリット1〉濃い日陰が作れる

このシェード最大の魅力はやはり「ダークルームテクノロジー」による濃い日陰ですね。

他のシェードに比べ陰のレベルが全然違います。そのおかげで涼しさもアップしますし、紫外線が気になる方にもピッタリです。暗い分、お昼寝にもおすすめです。

〈メリット2〉雨風でもタフ

一般に強度の低いサンシェードですが、こちらのシェードは多少の雨風ではびくともしません。耐水圧も3000mmと本格的なテントレベルです。

〈メリット3〉コンパクトな収納性

筆者撮影 収納時の様子

収納時のサイズが約Φ15×60cm、重さも3kgとなっており、軽くてコンパクト。持ち運びしやすいです。

〈メリット4〉フルクローズ可能

4面全て閉めるとフルクローズが出来るため、周囲の目が気になりません。

着替えや小さなお子さんのいる方は授乳なども可能です。野外での即席の更衣室としても活躍しますね。

〈デメリット1〉1面のみ遮光生地ではない

筆者撮影 正面側の開閉部 (テント内部から撮影)

4面開閉できる構造ですが、正面の出入り口部分のみ遮光生地ではない点が気になりました。

もちろん、それでも十分暗く日除けの役割は果たしています。中が真っ暗にならないようにあえてそうしているのでしょうが、個人的には完全に暗くする選択肢もあるとベストでした。

〈デメリット2〉上部にランタンハンガーが欲しかった

筆者撮影 テント上部の様子 (テント内部から撮影)

基本的に日中の日よけ目的のシェードであり、構造が簡単であるため仕方ありませんが、欲を言えば上部にランタンハンガーが欲しかったです。

【快適マストバイアイテム】地面対策用のマット/固定には専用のペグとハンマー「村の鍛冶屋」がおすすめ

このシェードを使う際に、あったら便利な周辺アイテムをご紹介します。参考にしてみてください。

〈マット〉

どんなテントやシェードでも共通して言えることですが、直接地面に座ると、やはり固さを感じてしまいます。長時間を過ごすならクッションとなるマットがあると快適です。

〈ペグハンマー&ペグ〉

今回ご紹介したスクリーンIGシェード+にはペグハンマーが付属されておらず、付属のペグもすぐに曲がってしまう簡易的なアルミペグです。

どんな地面でもしっかりと深く刺さり、確かな安定感を得たい場合は、筆者も愛用するエリッゼ(村の鍛冶屋)のペグハンマーと鍛造ペグの組み合わせがおすすめめですよ。

スクリーンIGシェード+は気軽に日陰を作れる夏の味方!ピクニックやビーチのお供に!

筆者撮影

いかがでしたか。どこでも高い遮光性で日差しを防げる「スクリーンIGシェード+」。ピクニックやデイキャンプで大活躍すること請け合いです。パラソルのように日陰の位置とともに移動、という手間もなく、フルクローズで更衣室にもなり、ビーチでも必携アイテムですね。ちょっとしたレジャーのお供にいかがでしょうか。

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