成長して芸の幅を広げる鈴木福

お笑いコンビ・ぺこぱ、俳優の鈴木福、モデルで女優の大政絢が今月6日、都内で行われた献血推進プロジェクト「いこう!献血」記者発表会に登場したことを、各メディアが報じた。

少子高齢化や新型コロナウイルスの感染拡大によって、献血の機会が失われる中、若い世代を中心に、献血への理解と協力を広めるプロジェクト。同プロジェクトのイメージキャラクターを務める3組は、現在放送中の新CMにも出演。

新CMで松陰寺の学生時代を演じた鈴木は、まぶたを青く塗った“松陰寺メイク”姿で登壇。セリフの言い回しや体の動きなど、動画を見ながら研究したそうで、「フォレが松陰寺さんの学生役、悪くないだろう」と“松陰寺語”を見事に操り、松陰寺が要所で鳴らす口笛もあっという間に習得。

松陰寺は「簡単にできちゃったら俺も困る」とアタフタしたが、シュウペイは「松陰寺さんが倒れても、福くんがいるからもう安心」と新たな“相方候補”の誕生を喜んでいたという。

東京都生まれの鈴木は、2006年、自身が1歳の時NHK教育(当時)の「いないいないばあっ!」に出演し芸能界デビューを果たした。

07年に日テレ系「君がくれた夏~がんばれば、幸せになれるよ~」で主演の滝沢秀明の息子役を演じ、子役としてドラマデビュー。

2011年、4月期のフジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」に双子の弟・笹倉友樹役で出演。同作は大ヒットとなり、自身の大出世作となった。同年5月に「マルモ」で双子の姉役で出演した芦田愛菜とのユニット「薫と友樹、たまにムック。」名義による同作の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」を歌唱し、歌手デビュー。

同年12月31日に行われた「第62回NHK紅白歌合戦」に「マルモ」で共演した芦田とともに白組最年少の7歳199日で出場を果たした。

「早熟なまま消えて行く天才子役が多い中、順調に成長。おまけに徐々に芸風を広げている。今後、あっと驚くような役柄への挑戦もあるのでは」(芸能記者)

YouTuberとしても活動中だ。

© 株式会社ジェイプレス社