「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)が衆院選(19日公示、31日投開票)への不出馬を表明し、永田町から一時去ることになった国民民主党の山尾志桜里前衆院議員(47)に対し、〝恋活〟のススメだ。
山尾氏は衆院選の比例代表東京ブロック単独1位での立候補を表明していたが、6月に一転、不出馬を表明。「政治家とは別の立場で新しくスタートしたい」と〝生涯議員〟に疑問を持ち、いったん永田町からフェードアウトするとした。
もっともこの間、議員パスの不適切使用や倉持麟太郎弁護士との関係を巡って、2度目の文春砲を見舞われた。文春砲が去就に影響したかについて、山尾氏は否定しているが、プライベートに立ち入られることを頑なに拒否し続けてきただけに永田町では、休息をとりたかったとの見方も多い。
立花氏は「山尾さんは元検事で、弁護士さんとしても仕事ができる。もっとしっかりと恋をしたらいい。恋をしているのが一番素晴らしい。いわゆる彼氏にあたる(倉持)麟太郎さん(弁護士)とは何回か話したことがある。彼女がしばらく政治の世界から離れることについてはすごくいい選択。学校に行きたくないのであれば行かなければいい話」と話し、恋愛に集中すべきと説いた。
山尾氏からすれば余計なお世話となりそうだが、立花氏は「山尾さんは非常に優秀な方。丸山穂高さんと同じように政治の世界に戻ってくることを切に願っている」と同じく衆院選不出馬で、世界放浪の旅に出たNHK党の丸山穂高前衆院議員(37)とともにカムバックを期待していた。