スズキの新型ワゴンRスマイルは女性にも運転しやすい工夫が盛り沢山!内装は誰もが快適なクルマに仕上がっていた

2021年9月に登場したスズキ 新型ワゴンRスマイル。ボディカラーが豊富、見た目もポップで可愛らしいデザインに仕上がっていることからワゴンRで取りきれなかった女性ユーザーの獲得にも一役買いそうなモデルだ。しかし、女性にとって嬉しいポイントは見た目だけではない。内装もオシャレでありながら、前席だけでなく後席に乗る人にとっても優しい設計となっているのが魅力。そんな新型ワゴンRスマイルの内装について紹介しよう。

スズキ ワゴンRスマイル 試乗会

視界を広げ死角をなるべく減らして運転しやすい環境に

まずは安全性について触れたい。

運転席に座ると見渡しやすい視界の広さがポイントだ。水平基調のインパネは右左折時の歩行者や交通状況も確認しやすくなっている。また、シートの配置や操作性も考慮し、運転時の疲労軽減に繋がっている。

さらに、メーターやディスプレイの視認性やスイッチ類も操作しやすく、運転に集中しやすい環境を整えた。

もちろん、先進安全機能も高い。衝突被害軽減ブレーキをはじめとするスズキセーフティサポートを全車に標準装備。

スズキ初搭載となる全方位モニター付きメモリーナビゲーションを全グレードに、全方位モニター用カメラパッケージをハイブリッド2グレードにオプションで用意しており、クルマの前後左右に設置した4つのカメラによってクルマを真上から見た映像を映し出すとともに、見通しの悪い場所などで人が近づいていることを知らせる左右確認サポート機能を前後に装備する。

さまざまな箇所に設置されるカメラ

さらに狭い道を低速走行中には自動でモニターにサイドとフロントの映像を表示し、狭い道でのすれ違いによる死角を減らすことで壁や対向車との接触防止をサポートする。

ほかにも、ハイブリッドの2グレードにはセーフティプラスパッケージをメーカーオプションで用意し、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールや標識認識機能、ヘッドアップディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイを用意し、長時間の運転をサポートする。

ヘッドアップディスプレイなども用意される

目に触れるところはおしゃれにこだわった

次にインパネだ。

カラーパネルはグレードやボディカラーに合わせてアイボリーパール(光沢タイプ)、ネイビーパール(光沢タイプ)、アイボリーの3種類を設定。目に触れるところはおしゃれに仕上げた。

カラーパネルは3種類を用意

また、ファブリック表皮のシートもハイブリッドXにライトグレーを、ハイブリッドSとGグレードにはダークグレーを設定。ステッチやシート側面の素材など細部にもこだわりが詰まっている。

シートは2種類のカラーバリエーションを用意

収納スペースが多く用意されているのも嬉しいポイントだ

とくにこだわっているのが収納スペース。前席に用意したインパネセンターポケットにはスマートフォンがすっぽりと収まるサイズで、ハイブリッドの2グレードには下にUSBソケットを2つ備え、充電しながらスマートフォンを置いておくことができる。

運転席に用意したインパネアンダートレーには折りたたみ傘が収まるサイズでちょっとした小物を置いておくのにも便利だ。

ほかにも助手席のシートアンダーボックスやフロントアームレストボックス(ハイブリッドXのみ)、後席にもシートバックポケット(後席右側はハイブリッドXのみ)やシートバックアッパーポケットとドリンクホルダー2個、ショッピングフック3個を備えた折りたたみ格納式のパーソナルテーブル(ハイブリッドXのみ)などを用意する。

収納スペースやリクライニング機能を取り入れて後席の快適性もアップ!

後席にも収納スペースを豊富に設け、快適性を高めた

後席も前後左右、高さにゆとりを持たせ、ロングドライブでも快適に過ごせるのが特徴。大人が足を伸ばしてもゆったり座ることができる。さらに左右それぞれが前後にスライド調整可能なため、リクライニングも自由に調整することができる。

後席は個々に独立してリクライニング調整することができる

安全運転に寄与する便利機能から、収納スペースの確保、後席の快適性など乗る人全員が"スマイル"になる新型ワゴンRスマイル。スーパーハイトワゴンほどの高さが必要な積載物を載せない人にとっては魅力的な一台ではないだろうか。

【筆者:MOTA編集部】

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