17日に投開票される神奈川県鎌倉市長選の期日前投票は11日から14日までの4日間で累計7784人が投票した。衆院選と同日選で投票率が跳ね上がった前回の同時期(1万3886人)を大きく下回るが、単独選で開設日も少なかった前々回(5456人)よりは伸びている。市選挙管理委員会は「期日前も当日も、会場では記載台の間隔確保や消毒、常時換気など徹底し、新型コロナ対策は万全。安心して来て」と呼び掛けている。
期日前投票は市役所と大船・腰越・深沢・玉縄行政センターで午前8時半から午後8時まで行われ、16日まで。今回はコロナ対策で分散来場を促進するため、4月の市議選時と同様、腰越・深沢・玉縄行政センターで通常よりも1日早く投票所を開設した。
投開票当日は雨予報となっており、各陣営からは投票率の低下を懸念する声も漏れる。近年の市長選の投票率は4割前後だが、衆院選と同日だった前回は60.12%と高かった。