【42道府県どこが良い?長野編】長野県が地方移住先として人気が高い理由がわかるかも。

地方移住ランキングで、静岡県や山梨県と並んで大人気の長野県。長野県に何があるの? なぜ人気がある? 長野県の基礎情報を紐解いて行けば、やっぱり長野県の良さが見えてきます。移住相談結果も踏まえた長野県メモ。

長野県の基礎知識

出典:長野県の移住ポータルサイト「楽園信州」

長野県の10地域

北アルプスエリア〜大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村
松本エリア〜松本市、塩尻市、安曇野市、麻績村、生坂村、山形村、朝日村、筑北村
木曽エリア〜上松町、南木曽町、木曽町、木祖村、王滝村、大桑村
上伊那エリア〜伊那市、駒ヶ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村、中川村、宮田村
南信州エリア〜飯田市、松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村
北信エリア〜中野市、飯山市、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、栄村
長野エリア〜長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村
上田エリア〜上田市、東御市、長和町、青木村
佐久エリア〜小諸市、佐久市、小海町、佐久穂町、軽井沢町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村、御代田町、立科町
諏訪エリア〜岡谷市、諏訪市、茅野市、下諏訪町、富士見町、原村

長野県の数字データ
面積:13,562㎢(全国4位)
人口:202万人(2021年4月時点)
市町村数:77(全国2位)
ソバの収穫量(全国2位)
日本酒蔵の数(全国2位)
プルーンの収穫量(全国1位)
ぶなしめじの生産量(全国1位)
平均寿命(全国1位/女性)(全国2位/男性)
野菜の摂取量(全国1位)
村の数(全国1位)
1人1日あたりのごみ排出量の少なさ(全国1位)
就業率(全国3位)
女性の就業率(全国2位)
65歳以上の就業率(全国1位)
幸福度ランキング(全国5位)
博物館・美術館の数(全国1位)
健康寿命(全国1位)
ふるさと納税の寄付件数(全国1位)

長野県へのアクセス

地方移住を考えた時、まず気になるのがアクセスではないだろうか? テレワークになったからと行って、全く東京に行かなくていいという訳でもない。月に数回でも行く必要があるのなら、やはり移住先から東京へのアクセスが重要になってくる。その点、長野県は各所からのアクセス網が発達しいて、短時間で行くことが可能。

出典:ながの観光net

電車利用の場合
東京駅→長野駅(北陸新幹線で約1時間40分、最速は1時間20分)
新大阪駅→名古屋駅(東海道新幹線で約1時間)→長野駅(中央本線特急しなので約3時間)
大阪駅→金沢駅(サンダーバードで約2時間40分)→長野駅(北陸新幹線で約1時間30分、最速は1時間5分)
新潟駅→高崎駅(上越新幹線で約1時間10分)→長野駅(北陸新幹線で約1時間)
仙台→大宮(東北新幹線で約1時間40分、最速で1時間7分)→長野駅(北陸新幹線で約1時間10分、最速で56分)

飛行機利用の場合
札幌・新千歳空港→信州まつもと空港(約1時間30分)→長野(バスで約1時間30分)
神戸空港→信州まつもと空港(約1時間30分)→長野(バスで約1時間30分)
福岡空港→信州まつもと空港(約1時間30分)→長野(バスで約1時間30分)

バス利用の場合
バスタ新宿→長野小島田経由→長野駅前(約4時間40分)
バスタ新宿→松本BT(約3時間20分)
バスタ新宿→安曇野(約4時間)

車利用の場合
<関東方面から>練馬IC/八王子IC→藤岡JCT→更埴JCT→長野IC(3時間弱)
<関西方面から>吹田OC→米原IC→小牧JCT→岡谷JCT→更埴JCT→長野IC(約5時間半)
<新潟方面から>新潟IC→上越JCT→長野IC(約2時間半)
<北陸方面から>金沢東IC→上越JCT→長野IC(約3時間)

長野県の移住支援

移住支援事業
移住支援金についても調べておこう。長野県と県内市町村では、県内企業等の担い手不足の解消や、地域課題の解決、県内への移住の促進を図るため、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)、愛知県又は大阪府から移住し、県内で就業又は創業をしようとする人に対し、移住支援金を支給しています。*令和3年度は、61市町村で実施

支給金額
単身世帯の場合:最大60万円/人
2人以上世帯の場合:最大100万円/世帯

テレワークや、関係人口の場合でも要件を満たせば移住支援金が支給されるので、最新情報を確認してみましょう。
UIJターン就業・創業移住支援事業のご案内

オンライン移住相談してみよう

もっと知りたい、行ってみたいと思う町があるなら、まずはオンラインで移住相談してみましょう。最近は多くの自治体でZoomなどを使ったオンラインでの無料の移住相談を受け付けています。地図や写真を画面共有しながら説明してもらえます。あなたの質問にも親切丁寧に答えてくれるはず。

長野県伊那市とオンライン移住相談してみました。
中央アルプスと南アルプスの3000メートル級の山々に囲まれた自然豊かな環境。日本の原風景と人の優しさを感じながら、のんびり暮らせそうな町。町の中心部には大型のショッピングセンターもあって生活に不便は感じない。

面積:667.93km2
人口:65,417人(2021年9月時点)
隣接自治体:駒ヶ根市、塩尻市、諏訪市、茅野市、上伊那郡箕輪町、南箕輪村、宮田村、下伊那郡大鹿村、木曽郡木曽町、諏訪郡富士見町、静岡県静岡市、山梨県:南アルプス市、北杜市
アクセス:新宿から高速バスで3.5時間

年間約100人が移住。8割が40代以下の若年層。近年はテレワーク移住者が増加。チャイムがなく、通知表もない、独自教育で有名な「伊那市立伊那小学校」に通わせるために移住する家族も多いとか。南アルプス北部に位置し、仙丈ヶ岳の山並みがとても綺麗。冬場は雪が凄いかと思ったけど、実際は降っても5センチぐらいみたいです。

長野県松本市とオンライン移住相談してみました。
松本市は本州と長野県のほぼ中央に位置しています。江戸時代には松本藩の城下町として栄え、今もその名残があります。また松本市は伝統的に教育を重んじる気風が強く、教育機関も充実しレベルの高い教育環境が整っています。

面積:978.47km2
人口:238,838人(2021年9月時点)
隣接自治体:塩尻市、安曇野市、大町市、岡谷市、上田市、諏訪郡下諏訪町、東筑摩郡山形村、朝日村、筑北村、小県郡長和町、青木村、木曽郡木曽町、木祖村、岐阜県高山市
アクセス:新宿から特急あずさ利用で約2時間30分

松本市の中では梓川と波田エリアがいいなと思った。市街から30分かからないし北アルプスを望めて景観も良い。スーパーやドラッグストア、病院などは中心街へ行かずともエリア完結できる。バスがあまり通っていないので車必須のエリアだが生活利便性は高い。波田は住宅が若干密集しているようだが梓川付近はそうでもなく、田園風景も望める。田舎暮らし+利便性を併せ持ったエリア。

その他エリアとしては信州大学付近の城北エリアはバスの便も良く、環境が良いとのこと。車がなくて移住する人たちは城北エリアを選ぶ人が多いようだ。また北東の浅間温泉エリアも移住者に人気があるらしい。住居を構える場合は自宅に温泉を引けるらしい。ちなみに国道19号線は渋滞が多いのでその点は考慮した方が良いかも知れない。

相談窓口経由の移住者は2019年が42世帯。統計データから見る移住者は328世帯。松本市は移住人気が高く、移住者の受け入れ体制が整っています。地元住民との関わりもそれほど気にすることもなさそう。

関連記事⇒【地方移住検討中】地方移住はじめの一歩はオンライン相談から

長野県で気になる移住先候補

阿智村

面積:214.43km2
人口:5,981人(2021年9月時点)
隣接自治体:飯田市、木曽郡南木曽町、下伊那郡阿南町、平谷村、下條村、岐阜県中津川市

阿智村は訪れる度に心も体も癒やされます。満点の星空と南信州最大の温泉郷「昼神温泉」。日本の原風景や四季を楽しみたい人にはぴったりの町。

昼神温泉

安曇野市
面積:43.26km2
人口:7,716人(2021年9月時点)
隣接自治体:茅野市、諏訪郡富士見町、山梨県北杜市

安曇野は「ザ・長野」って感じがする町です。北アルプスの雄大な景観、透き通った空気と美味しい食べ物。ほど良く田舎で、都会的な感覚もある町なのかなと。

安曇野市へ移住!

原村
面積:43.26km2
人口:7,716人(2021年9月時点)
隣接自治体:茅野市、諏訪郡富士見町、山梨県北杜市

「日本で最も美しい村」連合でもある原村は、八ヶ岳高原の麓に広がる小さな村。夏場は避暑地、冬場は国内外からの観光者が多く訪れます。東京新宿からは特急あずさで2時間半。二拠点居住先として良いかも。

美しい原村暮らし

筆者の地方移住の進捗

会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)

サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。

・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など

【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「

地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。

」にて公開中。

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はフォロワー数3000人。

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