レッドソックスは15日(日本時間16日)、敵地ヒューストンで開幕するアストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズの出場登録26選手を発表し、澤村拓一投手(33)が、今ポストシーズン初のメンバー入りを果たした。ヤンキースとのワイルドカードとレイズとの地区シリーズではともに登録外だった。
これまで、レッドソックスに所属した日本人投手でポストシーズンのロースター入りを果たしたのは松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆、上原浩治、田澤純一の5人で、上原と同じ背番号19の澤村は6人目となる。
澤村が公式戦でアストロズ戦に登板したのは2試合。いずれも敵地で計1回を投げ2安打3失点(自責1)、与四球2(うち敬遠1)、奪三振0。澤村は今季55試合に登板して5勝1敗、防御率3・06、奪三振61、被本塁打は9だったが、本拠地フェンウェイ・パークでは26試合の登板で防御率2・08、奪三振31、被本塁打はわずか1本と好成績を挙げている。