沖縄に来る前にPCR検査した?「受検した」が51%に増加 認知度は72%

 玉城デニー沖縄県知事は15日、県が7月20日以降に来県した県外の人を対象に実施したアンケートで、出発前にPCR検査などを「受検した」と回答した人の割合は51.8%で、前回調査(4月~7月19日)より4.5ポイント増加したと発表した。関連する質問項目がないため、陽性率や陽性判定を受けた上で来県した人の存在などは不明。県が呼び掛ける出発地での事前検査についての認知度は72.4%で、前回より1.9ポイント増。

 玉城知事は15日の会見で「事前検査の認知度や受検率が比較的低かった年代や地域を対象として、検査を受けなかった理由などに応じた訴求方法を検討する。出発地における検査受検率の向上に取り組んでいきたい」と述べた。

 アンケートは県が調査会社に委託してインターネット上で実施。7月20日以降に沖縄で1泊以上した関東、関西、中部、九州北部の4エリアの人を対象に、計1550件の回答を得た。回答者のうち男性は60.1%、女性は39.9%。詳細は県観光振興課のホームページに掲載している。

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