「高校生平和大使」創設 平野さんに澄和Futurist賞 さだまさしさんも

© 株式会社長崎新聞社

受賞記念の盾を手に「これからも平和の『種』をまき続けたい」と語る平野さん=長崎市大黒町

 長年平和に関する活動に取り組む個人・団体を顕彰する第6回「澄和(とわ)Futurist(フューチャリスト)賞」が、核兵器廃絶署名を国連に届けている「高校生平和大使」の創設者、平野伸人さん(74)=長崎市=や、同市出身のシンガー・ソングライター、さだまさしさん(69)ら3人に贈られた。
 一般財団法人「澄和」(東京)が平和な未来につながる、さまざまな活動を長く続けている個人・団体を毎年表彰。過去には女優の吉永小百合さんや映画監督の山田洋次さんらが受賞している。8日、東京で表彰式があった。
 平野さんは、平和大使をはじめとする若者の活動をけん引。これまでに署名集めなどに携わった高校生は5千人を超える。在外被爆者や被爆2世の救済支援など、一連の取り組みが評価された。
 「表彰なんて似合わない」と謙遜する平野さん。平和大使の“卒業生”たちからも祝福の連絡をもらったと明かし、「私だけでなく、多くの人が地道に努力してきたことが認められた。これからも平和の『種』をまき続けたい」と受賞の喜びを語った。
 さださんは地元長崎で長年にわたり、平和祈念コンサートを開くなどした。