エムバペがネイマールとメッシ不在のリーグ再開初戦で存在感 1ゴール1アシストで逆転勝ちに貢献

エムバペ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)が15日、国際Aマッチ期間明けのアンジェ戦で1ゴール1アシストをマークして2―1の逆転勝ちを呼び込んだ。

この日はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールが14日までカタールW杯南米予選を戦っていたため、ベンチ外。試合は1点をリードされる展開となったが、後半24分にポルトガル代表MFダニーロの同点弾をアシストすると、後半42分にPKで勝ち越しゴールを決めた。

この日は豪華3トップは実現しなかったが、前節(3日)のレンヌ戦で開幕からの連勝が8でストップした流れをしっかり断ち切り、首位をがっちりキープした。

マウリシオ・ポチェッティーノ監督は「エムバペは素晴らしい選手であり、世界最高の選手の1人だ」と賞賛を惜しまなかった。

エムバペを巡っては、来夏にスペイン1部レアル・マドリード移籍が規定路線とされているが、スペインメディア「COPE」によると、この日の試合前に指揮官は「パリSGには、彼に残ってもらって満足できる提案をする野心と能力がある。彼が考えを変える可能性はある」と来季以降の残留を期待した。

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