眞子さま結婚騒動に見る、日本の皇室の危機―華字メディア

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2021年10月12日、日本の華字メディア・日本華僑報網は、秋篠宮家の長女眞子さまの結婚を巡る騒動から垣間見える日本の皇室の危機について論じる記事を掲載した。

記事は、眞子さまと小室圭さんが今月26日に結婚することが発表されて以降、日本のメディアは小室家に関するネガティブなニュースを集中して報じており、秋篠宮さまと小室さん側の対立が表面化しているとの見方や、小室さん側の背後には日本の皇室制度を転覆させようと企図する勢力がいるという陰謀論まで出ていると伝えた。

その上で、今回の結婚騒動が日本の皇室の危機につながりかねない理由として3つのポイントを挙げた。まず、「皇族という『特権階級』が現代の民主国家と相いれない一面を浮き彫りにした」とし、日本国民の多くが皇室に親しみを抱いている一方で、若い世代からは皇室の存在は「民主の冒涜(ぼうとく)」という見方も出ており、新型コロナにより重苦しい生活や社会情勢が続く中、国民の税金を財源とする多くの公共資源が眞子さまの結婚に費やされることに対する強い不満を多くの人が抱くようになったと論じた。

次に、「結婚騒動により日本の皇室の不透明さや混乱ぶりも露呈した」と指摘。皇室に関する事柄の責任を負う宮内庁が眞子さまの結婚を巡る重要な情報に口をつぐんでおり、国民の多くから不満の声が上がるとともに、メディアも皇室の不透明さを指弾する姿勢を示しているとした。また、眞子さまが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されたことを突然発表したことで、国民の不満は一層高まったと伝えている。

そして最後に、眞子さまの結婚自体が日本の皇室にとって「負の遺産」になる点を挙げ、小室家に関するスキャンダルはさておき、日本の皇室制度や陰謀論まで出てくる状況からは、眞子さまの結婚が新型コロナで動揺する日本の政治、社会にさらなる波乱を呼び起こす可能性があるとの日本社会の認識が見て取れ、「必ずや国民の皇室に対する印象に影響を及ぼすことになる」とした。

記事は「眞子さまの結婚を巡る動きは現在進行中であるが、どのような結果になろうと、また背後に反皇室の勢力があろうとなかろうと、今回の件は日本国内において皇室の存在意義を巡るより大規模な議論を引き起こすことになるだろう。そして、皇室に対する勢い盛んな圧力がその向こうに控えているかもしれない」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻)