里親養育を包括支援 独自新設センター始動

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さまざまな理由で親元での生活が難しくなった子どもを、一時的に育てる里親制度があります。

この里親の育成を担う、県の機関が今月開所し、本格的な活動に向けて準備を進めています。

宇都宮市駒生町に10月8日に開所した「栃木フォスタリングセンター」です。

親元で暮らすことができない子どもを家庭に迎える里親の養育を担う機関で、15日は本格的な活動に向けて県の職員とスタッフが、打ち合わせを進めていました。

スタッフは児童養護施設での勤務や、里親としての経験がある人たちでセンターでは今後、里親になることを希望する家庭への説明会や、里親として登録されるために必要なスキルを学ぶ研修などを定期的に開催します。

運営は県里親連合会や、県児童養護施設等連絡協議会などが組織する協議会が行い、センターによりますと、このように複数の団体が連携して里親を支援する取り組みは全国的にも例がないということです。

栃木フォスタリングセンターによりますと、社会的な助けが必要な子どものうち実際に里親やファミリーホームなどの受け皿が見つかる子どもの割合は全国的に低いということです。

栃木県でもこの割合は、20%を切っていて、県ではセンターでの支援を通じて里親の数を増やすだけでなく里親が子どもを迎え入れた後も家庭へのサポートを行うことで、こどもの安心安全を守っていきたい考えです。