久保の現状を地元メディアが報じる 〝年内絶望〟の可能性も

久保建英(東スポWeb)

ひざを負傷しているスペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)の離脱期間がさらに長期化する可能性が出てきた。

久保は9月22日のレアル・マドリード戦でひざを負傷。松葉づえを使うほどの重傷で、現在チームから離脱している。

当初は1か月強とみられていた復帰時期が遅れる見通しとなっていたが、マジョルカの地元メディア「ウルティマオラ」は今後について「久保はあと6~8週間は休みだ」と報道。ルイス・ガルシア監督が復帰までさらに1か月半から2か月程度の時間を要するとの見解を示したと伝えた。

この見解のとおりならば、日本代表で予定されている11月のカタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日)とオマーン戦(16日、ともにアウェー)は完全にアウト。クラブでのプレーも年内最終戦となる12月19日のグラナダ戦に間に合うか微妙になってしまい〝年内絶望〟の可能性まで出てきてしまった。

ひざの負傷は将来に大きな影響が出かねないため、マジョルカはもちろん保有元のRマドリードも慎重になっている模様。復帰を焦って再発しては元も子もないだけに、じっくり時間をかけて回復に努めることになりそうだ。

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