中国とケニアの研究チーム、絶滅危惧植物の新種を発見

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中国とケニアの研究チーム、絶滅危惧植物の新種を発見

中国とケニアの共同研究チームが発見したトウダイグサ属植物の新種。(資料写真、武漢=新華社配信)

 【新華社武漢10月16日】中国とケニアの共同研究チームが2018年にケニア南部で発見したトウダイグサ科トウダイグサ属植物がこのほど、新種と判明し「Euphorbia mbuinzauensis」と命名された。ケニア南部を走るモンバサ・ナイロビ鉄道とモンバサ・ナイロビ高速道路の間で発見された同種は、研究チームによって絶滅危惧種と判断された。

中国とケニアの研究チーム、絶滅危惧植物の新種を発見

中国とケニアの共同研究チームが発見したトウダイグサ属植物の新種。(資料写真、武漢=新華社配信)

 中国科学院武漢植物園によると、同園にある中国アフリカ共同研究センターとケニア国立博物館の研究者からなる共同研究チームが、18年9月にケニア南部の火山岩エリアで植物のバックグラウンド調査を実施した際、一般的な近縁種と明らかに異なるトウダイグサ属の植物を発見した。標本をさらに採集し、詳細な形態特徴や系統的発育の研究を行った結果、発見した個体はこれまでに記録のない新種と判明した。

 同種はタイプ産地(基準となる標本が採集された場所)の地名にちなんで「Euphorbia mbuinzauensis」と命名され、研究成果はこのほど、国際植物分類学誌「Phytokeys」に掲載された。研究チームは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストのランクに基づき、同種を「絶滅危惧種(EN)」と評価した。(記者/譚元斌)