巨人がウィーラーのソロを口火に猛反撃 8点差から3点差に迫る

7回に14号ソロを放った巨人・ウィーラー(東スポWeb)

巨人が16日の広島戦(東京ドーム)でゼラス・ウィーラー内野手(34)の14号ソロをきっかけに猛反撃。一挙、5点を返した。

負ければ10連敗となる一戦。8点を追う7回、先頭ウィーラーが先発・森下の5球目の136キロカットボールに左中間スタンドに運んだ。

この日、先発のチーム勝ち頭11勝の高橋が1回持たず4失点KO。戸根、鍵谷ら救援陣も鯉の勢いを止められず、6回までに8点を失った。

一方、前夜に3本塁打7得点を挙げたG打線は、森下の前に6回まで無得点。元気のない打線をウィーラーの14号弾が生き返らせた。

中田、大城の連打と四球で無死満塁の好機を作ると、代打・中島の遊ゴロ間、松原の中前適時打、岡本和の2点適時打で加点。3点差で再び二死一、二塁でウィーラーが打席が回ってきた。

一打同点の好機に期待が高まるも、森下に代わる2番手・森浦の前に右邪飛。それでも頼れる助っ人が大逆転の可能性をつないだ。

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