【卓球】平野美宇が東京五輪後初戦で難敵下す 3年後のパリ五輪へ再始動

平野美宇(東スポWeb)

卓球の東京五輪女子団体で銀メダルを獲得した平野美宇(21=日本生命)が3年後のパリ五輪に向け、再スタートを切った。

Tリーグ(16日、岡崎中央総合公園総合体育館)のトップ名古屋戦の第2試合で今季初出場を果たすと、東京五輪以来の実戦にもかかわらず、東京五輪シングルスベスト8のハン・イン(ドイツ)に3―1で勝利。国際大会で苦戦を強いられてきた相手に、強烈なフォアハンドで得点を重ね、白星を引き寄せた。

東京五輪後は約1か月間を休養に充て、心身ともにリラックス。その上で、11月の世界選手権(米国・ヒューストン)に出場予定で、久々にプレーを見たファンからは「さすがっす」「日本1位になるよう頑張ってね」などと期待の声が高まっている。

東京五輪では、同級生の伊藤美誠(スターツ)が金、銀、銅メダルをコンプリート。高い壁であることは間違いないが、互いに高め合い、さらなる飛躍を目指す。

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