下北半島・下風呂温泉が復活宣言 8月大雨の通行止め解消、営業再開

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地元の関係者らが大漁旗を振って盛り上がったセレモニー=16日、風間浦村の「下風呂温泉 海峡の湯」
スルメを掲げて下北地域の観光再開を祝う関係者たち

 青森県は16日、8月の大雨で被害を受けた風間浦村下風呂地域の観光復興と下北地域全体の観光需要の回復を図ろうと、同村の「下風呂温泉 海峡の湯」で「下北地域観光再開セレモニー」を開いた。三村申吾知事や下北5市町村の首長ら関係者が、スルメを付けたテープにはさみを入れる「スルメカット」を行い、観光再開をアピールした。

 下風呂温泉郷は、大雨の影響で国道279号が通行止めとなり、8月10日から1カ月近く休業を余儀なくされた。通行止め解消を受け、各宿泊施設は9月16日以降順次営業を再開。現在はほとんどの宿泊施設で通常営業に戻っている。

 セレモニーでは、風間浦村の冨岡宏村長が「村には心を癒やす温泉とおいしい食がある。感謝の気持ちを込めて心よりお待ちしています」とあいさつ。三村知事は「安全安心な下風呂地域や下北半島に多くの人を招き、観光が持つ力で前に向かってもらえるようにしていきたい」と述べた。

 また、県は16日、県内居住者限定の宿泊割引企画「青森県おでかけキャンペーン」で同温泉郷の宿泊施設に泊まった観光客に対し、「下風呂温泉郷応援クーポン」5千円分の配布を始めた。下風呂地域での観光消費を拡大させるのが目的で、11月14日まで配る。風間浦村内の飲食店や宿泊施設など21カ所で同月17日まで使用できる。