中日・根尾昂内野手（２１）が復帰戦でいきなり魅せた。
１６日のヤクルト戦（神宮）で約３か月ぶりに先発出場。１点ビハインドの５回二死二塁で迎えた第３打席で相手先発・石川の内角直球を鋭く振り抜くと、中前への適時打となり、同点に追いついた。「当たりはよくなかったが、良いところに飛んでくれて、ヒットになってくれたので良かった」と笑顔を見せた。
前日１５日に１軍に再昇格したばかり。これまで左翼など外野での出場が多かったが、この日はプロ初の遊撃でのスタメン起用。第１打席は遊飛、第２打席目は二ゴロに倒れていたが、３打席目に意地を見せた格好だ。
これで７月１２日の広島戦（マツダ）以来となる安打、適時打、打点をマークした。
