遊馬晃祐主演,井上正大出演・演出!銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE「ABSO-METAL~黎明~」青春と友情と絆と恋、熱く切なく、ラストはバトル!

銀岩塩が2019年に完全オリジナル作品『ABSO-METAL』をシリーズ化し、好評につき、何度も上演されてきた。
今回は「ABSO-METAL〜価値×時間=幸せのメダル〜」の黎明期にあたるストーリーで、言わば本シリーズのエピソードゼロとも言える作品。2020年5月に上演予定であったが緊急事態宣言の発令によりやむなく延期となり、その延期公演が2021年10月16日より開幕。
主演には遊馬晃祐、メインキャストとして磯原杏華清⽔佐紀、松本岳、岩田有弘、藤田怜、井上正大らが続投、石渡真修 海乃るり(22/7)が新キャストとして参加、演出は前回に続き井上正大。

前説が雑談風で、これから始まる物語と比較すると、”ほっこり系”なので、早めに席についてこの前説を楽しもう。それから始まる。
映像シーン、声が響く「なぜ来た」アイコは答える「俺が一番強いからだ」それからアクション、スピード感のあるオープニング、過去シリーズをここで思い出すことができる。そして入学早々にアイコ(遊⾺晃祐)、モンク(石渡真修)、マドセン(松本岳)、カンヌ(磯原杏華)が学園の地下牢に。この時、汗を掻くと発症して死に至る謎の病が蔓延していた(現代のコロナ禍を彷彿)。なんとかここを出ようとするも、うまくいかない、そこへ声が…「絶体絶命だな」「これがアブソメタルの力だ!」。「身体中の細胞をアブソメタルに変換してみないか?」と持ちかけられる。

アブソメタルをめぐって様々な思惑が。アイコ、モンク、マドゼン、カンヌ、平和なら楽しく学園生活を謳歌してたはずだが、そこは「アブソメタル」そうはいかない。友情、恋、そして戦い、アイコにアブソメタルの発動を指南する女教師アニエス(清⽔佐紀)。彼らの未来はどこへ行くのか。

小ぶりの劇場・新宿村LIVE、所狭しとアクション、ダンス。ところどころにちょっと微笑ましいシーンもはさみ込む。ここの劇場では最大の可動台を使い、空間をダイナミックに見せる。また、映像シーン、ロケ撮影を敢行、そのシーンが舞台いっぱいに映し出される。生徒会長ナイゼル(井上正大)とアイコ(遊⾺晃祐)のバトルシーン、映像で見せてからリアル舞台に”スイッチ”する。この映像でのバトルシーンもロケ映像で見せ方のこだわりを感じる。また、随所にマルチアングルの劇中映像、ここもクリエイター陣の工夫、限られた舞台空間、場面を立体的に見せる。

アイコ演じる遊⾺晃祐、苦悩する姿、そして吹っ切れたようなラスト近くのアクション、得意の跳躍力を生かしたジャンプ、新宿村LIVEの舞台からはみ出そうな勢い、モンク演じる石渡真修、コミカルなシーンで存在感を。マドセン役の松本岳、後半のアイコとのバトルシーン、高速アクション&殺陣は必見、そして涙。主人公はアイコであるが、群像劇的な要素もあり、それぞれの物語も感じる。アニエス役の清⽔佐紀、すでに引退を表明(11月末)しているが、最初で最期のアクションシーンに挑戦、全身全霊で取り組む。全キャラクターの生き様、劇場で体感できないファンは配信も用意されているので!10月20日19:00の回を生配信!楽曲はすべて書き下ろし、「ABUSO-METAL1」へ繋がる伊東歌詞太郎の作詞・作曲・歌「革命トライアングル」がラストのフィナーレに流れる。シリーズ前日譚、青春と友情と絆と恋、熱く切ない”黎明”。

<井上正大より>
今回の演出で意識したところは考えて楽しむ人、感じて楽しむ人の二種類のお客様でいるとしたら、この1人の男の物語をまず見て聞いて感じて、その後に振り返って考えて楽しんでいただく芝居にできたらなと思いました。見どころは、メインキャストもアンサンブルもダンサーもこの作品を表現するたに惜しみなく熱量を中で感じてもらえればなと思います。

■STORY
汗を掻くと発症して死に至る謎の病『スコールス』が世界中に蔓延し、人類は滅亡の危機に瀕していた。
『AMORDIE(セント・アモーディ)学園』の四人の新入生
アイコ(遊⾺晃祐)、モンク(石渡真修)、マドセン(松本岳)、カンヌ(磯原杏華)、は『スコールス』に感染した疑いで、入学早々、学園の地下牢に送り込まれてしまう。
そこへ顔を隠した謎の上級生が現れた。
「君たち、ここで、ただ死を待つだけなら、身体中の細胞をアブソメタルに変換してみないか?」
やがて生徒会長ナイゼル(井上正大)に師事し、生徒会ナンバーズナンバーセブンとして学園に君臨するアイコ。
この作品では、若いアイコに焦点を当て、闘いに明け暮れる激動の日々、マドセン、モンクとの鮮烈な友情、カンヌの秘められた想い、アイコにアブソメタルの発動を指南する女教師アニエス(清⽔佐紀)との淡い恋、などを通じて明かされる
アブソメタルの「青い春」の秘密…黎明期の物語。
「不老不死。その言葉には決して実現しない美しい夢のような響きがあった。
アブソメタルが生まれるまでは…」

<公演概要>
銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE「ABSO-METAL~黎明~」
脚本:塩田泰造/演出:井上正大
主題歌「革命トライアングル」
作曲・作詞・歌:伊東歌詞太郎
日程・会場:2021年10月16日(土)~10月24日(日)@新宿村LIVE
■CAST
アイコ:遊⾺晃祐 カンヌ:磯原杏華 アニエス:清⽔佐紀 マドゼン:松本岳 モンク:石渡真修 パメラ:海乃るり(22/7)バンドウ:隼⼈(Duel Jewel)/ジョンヒ(幼体):doNcHY.. ジャンゴ:佐藤大介/ローク:岩⽥有弘 コーラ:藤⽥怜/ナイゼル:井上正⼤ ほか

■銀岩塩Official Site
http://www.ginganen.com/
■銀岩塩Official Twitter
https://twitter.com/ginganen
■公演に関するお問い合わせ
info@ginganen.com

© 株式会社テイメント