道の駅ましこで5周年祭 新米むすび、マルシェくじに行列

「ましこのマルシェくじ」で旬の果樹や野菜を品定めする買い物客ら

 オープンから丸5年を迎えた益子町長堤の道の駅ましこは17日まで、日頃の感謝の思いを込めた5周年祭を開いている。16日も町内産「とちぎの星」で作った新米塩むすびの販売や、ワゴンから好みの果樹や野菜を選べるくじに長い行列ができ、終日にぎわった。

 正面入り口前の屋外テントでは、新米塩むすび(1個50円)の限定販売のほか、1回500円で空くじなしの「ましこのマルシェくじ」(本数限定)を実施。ワゴンに並ぶ地元産のラ・フランスやナシ、リンゴ、キュウリ、ナスなど約10点の中から自由に3点を選べる上、1.2等には人気の「とろたまぷりん」(1個310円)などが付き、買い物客らを喜ばせていた。

 道の駅北側の芝生広場では、「たから幼稚園」と「田野保育園」の園児が楽器を演奏。このうち同幼稚園の年長34人は、太鼓やシンバル、マーチングキーボードで「となりのトトロ」など3曲を披露し、保護者らから大きな拍手を送られた。

 母親と初めて訪れたという茨城県つくば市、会社員福田真巳(ふくだまみ)さん(27)は「益子焼を見に来た。人が多く活気があっていい。近くのコスモス畑にも行こうと思っている」と笑顔で話した。

 午前9時~午後6時。(問)同道の駅0285.72.5530。

多くの買い物客でにぎわう道の駅ましこの店舗内
保護者らを前に演奏を披露する「たから幼稚園」の園児たち

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