アニメ声優だらけ! 実写『カウボーイビバップ』吹き替え版に不安の声

© 株式会社日本ジャーナル出版

(C)Krakenimages.com / Shutterstock 

11月19日からNetflixで配信される実写版『カウボーイビバップ』の日本語吹き替えキャストに、ものまねタレントの山寺宏一らが起用されることが発表された。

山寺が演じるのは、主人公のスパイク・スピーゲル。23年前のアニメ版でも同じキャラを演じているため、これでカムバックとも言える起用となった。他にも、吹き替えキャストには若本規夫、林原めぐみ、朴路美、緑川光といったレジェンドロートル声優が大集結。ナレーターの垂木勉も顔を連ねるなど、30年前にタイムスリップしたような懐かしメンバーとなっている。

声優ならば何でも礼賛するオタクたちは、このキャスト陣に大興奮。しかし、もともとのファンや海外ドラマ通からは、この布陣に苦言が相次いでいるのだ。

「どうやら、吹き替えにもかかわらずアニメ声優ばかりなことに不安を抱いているようです。演技をする生身の人間に声を当てる吹き替え声優に対し、アニメ声優は絵に声を当てるため、オーバーな喋り方が染み付いてしまっている。実写の映像と合わせるとくど過ぎて違和感が強烈なことが多いので、こうして台無しになることを懸念しているみたいですね」(映画誌編集)

ひと口に“声優”と言っても全く異なるアニメ・吹き替え

実際、ネット上には

《アニメの実写版だからって林原の声は吹き替に合わないと思うんだが》
《ますますMADみたいになるな》
《嫁がオバサンになったら気軽に取り替えちゃう人とか嫌だな》
《もうアニメでやれよ》
《林原めぐみと石田彰の声ってアニメだと違和感ないけど、実写吹き替えやるとめちゃくちゃ浮くよね》
《そうじゃないんだよなぁ、って感想 この吹き替えキャスティング》
《アニメ版の声とアニメ版の曲を実写で使うな。耳からは従来の声と音楽が入ってくるが、目に映る世界はコスプレコントな気がする。耳からの情報と目からの情報が脳内で一致しない事でパニック起こりそう》

といった声が相次いでいる。

「アニメは表情に乏しいので、やたらと抑揚をつけた甲高い声で喋らないと感情が表現できませんが、眉間のシワや目の使い方など、繊細な感情表現を行う実写では話が別。外見でも演じているのに、さらに作り込んだ声を当てるとしつこくて観ていられなくなってしまいます。こうした声や演技が抜けないアニメ声優は、実写吹き替えでは異物でしかありません。例えるなら、おでんに生クリームを入れるようなものです」(映画評論家)

実写映画の吹き替えを担当する声優も多いが拒否反応が多いことも確か。タレントの声優演技がアニメに合わないように、アニメ声優の演技は実写に合わないのだ。そもそも、映画を吹き替えで観ること自体ナンセンスとも言えるが…。