2022年初頭にも日本で発売される見込みのレクサス 新型LX。2021年10月14日の日本時間深夜にサウジアラビアで発表されたが、レクサスのフラッグシップSUVらしい仕上がりとなっているのだ。そして注目は2枚のディスプレイや超豪華な後席といった内装にある。そこで今回は新型LXの内装を詳しくご紹介しよう。
新型LXは2枚のディスプレイを搭載! 走行モード切り替えボタンの設置位置も改善
新型LXの内装は今までのレクサスとは大きく異なるデザインとなっている。そう2つのモニターを備えているのだ。上部にはLSやESにも採用されている12.3インチの超ワイドディスプレイを備え、下部には7インチモニターを配置しているのだ。
上部モニターはナビやカメラ映像を表示し、下部モニターにはエアコンや車両情報などを映し出す仕組みとなっている。
ちなみに全車にA型USBソケットとタイプCのUSBを完備しているのだ。
走行中の操作性を改善! ブラインド操作も容易に
初代LXはシフト周辺に走行モード切り替えスイッチや悪路走行時に操作する各種スイッチが設置されていたが、新型ランドクルーザー300同様にインパネ中央に変更。運転中のモード切り替えがより容易な設計となっている。
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高級サルーンLSか!? 思わず突っ込むほど最上級過ぎる「エグゼクティブ」の豪華な後席に注目!
初代LX同様に3列シート仕様と2列シートモデルをラインアップするが、新型LXはそれに加えて4人乗りモデル「エグゼクティブ」も新設定された。エグゼクティブの後席はアルファードの上級モデルに匹敵する内容となっており、SUVでありながらオットマンまでも装備するのだ。もはや高級サルーンのレクサス LS並の快適性を確保しているのだった。
タッチパネルでエアコンやシートを操作! 専用オーディオまで装備
そしてシート間に大型アームレストが設置されるうえ、アームレスト先端には操作モニターを装備する。こちらで空調やリクラインング操作する仕組みとなっている。ちなみにセンターコンソールの足元部分には小物入れのほかタイプCのUSBソケットを2つ完備するほか、HDMIケーブルの接続口まで備えているのだ。
そしてこのグレードには読書灯やリアディスプレイ。さらには専用オーディオシステムを採用するなど、エグゼクティブの名に相応しい内容となっている。
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新型LXの日本発売は2022年初頭の予定
今回はレクサス 新型NXの内装にフォーカスして、特徴や機能をご紹介してきた。LXはランドクルーザー300と兄弟車ではあるが、ここまで性格分けを行うのはさすがレクサスといったところ。日本発売は2022年初頭を予定しており、未だ価格などの詳細は発表されていない状況である。今後続報が入り次第お伝えする予定だ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】