【NLCS】ブレーブス先勝 ライリーが劇的なサヨナラ打

【ドジャース2-3xブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ア・リーグに続いてナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズもスタートし、2年連続でドジャースとブレーブスが対戦。その初戦は1点を争うロースコアの好ゲームとなり、2対2の同点で迎えた9回裏にブレーブスがオースティン・ライリーのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。ブレーブス先発のマックス・フリードは8安打を浴びながらも6イニングを2失点に抑える力投でチームの勝利に貢献。ドジャースも8投手の継投で粘り強く戦ったが、最後は8番手ブレイク・トライネンが打たれた。

ブレーブスは初回先頭のエディ・ロサリオのヒットから二死3塁のチャンスを作り、オープナーを務めたドジャース先発のコリー・クネーベルの暴投により1点を先制。フリードが2回表にクリス・テイラーのタイムリー、4回表にウィル・スミスのソロ本塁打で1点ずつを失い、ドジャースに逆転を許したものの、4回裏にドジャース4番手トニー・ゴンソリンからライリーがソロ本塁打を放ち、2対2の同点に追いついた。

試合が決着したのは9回裏。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は8回裏を三者凡退に抑えた守護神ケンリー・ジャンセンに代わって8番手トライネンを投入したが、ブレーブスは一死からオジー・オルビーズがヒットで出塁したあとに二塁への盗塁を決め、チャンスを作った。ここで4回裏に同点アーチを放ったライリーがレフトへのサヨナラタイムリー。1995年以来26年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すブレーブスが昨季王者に先勝した。

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