〈動画あり〉2年ぶり「伸び伸び演奏」 地域の作品も展示 大島音楽祭ときらきらフェス

 大島音楽祭(大島音楽協会主催)と「みんなの笑顔が輝く大島きらきらフェスティバル」(同実行委員会主催)が16日、大島区大平の大島多目的ホールふれあい館で開かれた。

 いずれも大島区の秋の恒例行事で、コロナ禍で昨年度は中止となったため、2年ぶりの実施。観客席の間隔を広く取ることや、入場時に体温測定をすることなどの対策を行った。

 音楽祭では地元の合唱団体や大島保育園の園児、ピアノを習う子どもたちがステージ発表。大きな拍手が送られ、演奏後には観客席で「良かったよ」と笑顔が広がった。

 高齢者による「りんどう・ほたる合唱団」の武江健一会長(78)は「久しぶりのステージでドキドキもしたが、気持ちよく伸び伸びと歌えた。自分たちが聞く側になりたいくらい」と語った。

2年ぶりの音楽祭。地元音楽団体や個人が出演し、ホールに音色を響かせた(りんどう・ほたる合唱団)

 きらきらフェスティバルは地域の作品展で、区内の個人や文化サークル、福祉施設、地域サロンなどが作った作品約200点を展示。絵画、写真、書道など幅広い分野の作品が並び、来場者が見入っていた。

きらきらフェスティバルは約200点の作品を展示

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