【ACL】「日本勢全滅」に韓国お祭り騒ぎ 〝日韓戦〟で名古屋が浦項に完敗

サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝が17日に行われ、J1名古屋が浦項戦(韓国・全州)で0―3と大敗して日本勢は全滅となった。

名古屋は前半のチャンスを潰すと流れが相手に渡り、後半だけで立て続けに3失点。浦項に完敗し、日本勢は8強で早々に姿を消すことになった。

韓国では名古屋―浦項戦を〝韓日戦〟と位置づけて試合前から注目度が高まっており、日本勢の全滅を受けてお祭り騒ぎになっている。

韓国メディア「スポーツワールド」は「浦項はミニ韓日戦でプライドを取り戻した」としたうえで「昨年のシーズンでは蔚山が優勝しており、2年連続でKリーグのクラブがACL決勝に進出することになった。『アジアの虎』である韓国のKリーグがアジア最強リーグである威容を改めて証明した」と勝ち誇ったように報道。韓国は代表チームが3月に日韓戦で0―3と惨敗しており、その時の雪辱を晴らしたと盛り上がっている。

「スポーツ朝鮮」も「韓日戦で完勝した浦項は〝日本キラー〟だ」、「デーリースポーツ韓国」は「韓日戦勝利でムードも最高潮に引き上げた」と韓国内での盛り上がりを強調している。

準々決勝のもう1試合は全北―蔚山の韓国勢同士の対決のため、4強に進出する東地区の2チームを韓国勢が独占することが決定。Jリーグ勢には来季の奮起が求められる。

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