県北の魅力体感 30日から「えんぱく」

えんぱくへの参加を呼び掛ける実行委員ら

 延岡市など県北の自然や食、ものづくりなどを住民のガイドで体験するイベント「ひむかのくに えんぱく」(実行委主催)は30日から開かれる。今年で12回目。秋季(12月12日まで)42、通年12のプログラムを実施し、地域の魅力を発信する。
 同市や高千穂町、諸塚村など7市町村で開催。「誘い人」と呼ばれる地元住民がガイドを務める。
 秋季プログラムは、古地図を使い同市大武町を散策する自然体験や、延岡生花地方卸売市場での競り市体験、発泡スチロールでキャラクターアートを作る造形体験など多彩。美郷町のおせりの滝では、地元産木材を使った組立式サウナを楽しむイベントもあり、米田昌樹実行委員長は「県北の魅力を再発見してほしい」と呼び掛けている。
 新型コロナウイルス感染防止対策として、参加者には検温やマスク着用などを求める。各プログラムの日程や会場、料金など詳細はガイドブックに記載。同市役所、同市立図書館、エンクロス、延岡観光協会などで配布している。予約は電話とインターネットで受け付ける。実行委事務局(電話)0982(20)0008、ホームページhttp://www.enpaku.net

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