買った子を「捨て子を拾った」と警察にうその報告をして戸籍登録―中国メディア

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中国のニュースサイトの澎湃新聞は14日、買った子を「捨て子を拾った」と警察にうその報告をして戸籍登録するケースについて報じた。以下はその概要。

章興(ジャン・シン)さん・劉雁(リウ・イエン)さん夫婦=仮名=は、買った女児を「捨て子を拾った」と警察にうその報告をして戸籍登録することで他人の子を引き取って育てることに「成功」したが、こうしたケースはまれではない。

捨て子の養育と戸籍登録には、公安機関、民生部門、児童福祉機関の3者が関わっており、その手続きは明確に定められている。同メディアが調べたところ、こうしたケースの背景には、嬰児を買う側には不妊症、嬰児を売る側には経済力のなさや未婚出産などがある。

上海政法学院の張善根(ジャン・シャンゲン)副教授は「不妊に悩む夫婦や、病気や不慮の事故で一人っ子を亡くし再び子どもを産むことができない人などが、違法に他人の子をもらい自分の子として育てていることについて、国の関連部門には政策面での保障と福祉の強化が求められる」とした上で、「社会もこうした『良性の違法行為』をかばったり容認したりするような態度を取るべきではない」と話す。(翻訳・編集/柳川)