鎌倉市長選で現職の松尾氏が4選 新人2人を破り、歴代最長

松尾崇氏

 任期満了に伴う鎌倉市長選は17日投開票され、無所属の現職松尾崇氏(48)が、いずれも無所属新人の自治会長兵藤沙羅氏(46)、元市議会議長中沢克之氏(55)を破り、4選を果たした。4期は歴代市長で最長となる。

 3期12年を務めた松尾氏の市政運営が焦点となった。松尾氏は市議選初出馬から築いてきた地盤や知名度に加え、行財政改革やコロナ、災害対策推進などの実績を主張。争点となった市役所移転や深沢地域の開発では「防災力を高める新しいまちづくりを進める」と訴えてきた。

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