阪神・佐藤輝 また不名誉記録…球団ワースト更新のシーズン167三振

9回に代打で三振に倒れた阪神・佐藤輝(東スポWeb)

不振に苦しむ虎の怪物ルーキーが、また不名誉な記録を打ち立ててしまった。

阪神・佐藤輝が17日の広島戦(甲子園)の最終回、2点を追う一死一、二塁の好機で代打出場。相手守護神・栗林に対し、カウント1―2からの5球目、138キロの宝刀・フォークにバットが空を切り、結果を残すことはできなかった。

これで今季の三振数は167に。2014年に当時、在籍していた助っ人、マウロ・ゴメスの166を抜き、シーズン最多三振数の球団ワースト新記録を更新した。

シーズン前半戦から三振率の高さは指摘されていた一方で、表裏一体の〝長所〟として本塁打数も順調に増やしきた佐藤輝。失速が続く後半戦の悪い流れを、残り7試合で何とか食い止めたいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社