【足利】藤本町の国指定史跡・藤本観音山古墳で14日、地元の矢場川幼稚園の園児らが見頃を迎えたコスモスの花摘みを楽しんだ。土日限定で一般市民も無料で花摘みができる。
コスモスは、市が所有する同史跡敷地の雑草処理を行うNPO法人あがた農楽園が本年度、景観形成を兼ねて社会福祉法人渡良瀬会などと連携して初めて栽培した。
この日、約1ヘクタールのコスモス畑には園児や渡良瀬会の施設を利用する障害者、地元住民ら約100人が訪れ、思い思いに花を摘んだ。見頃は11月中旬までという。
あがた農楽園の石川隆道(いしかわたかみち)理事長は「コスモスをたくさん摘んで、うちの農園で収穫した焼き芋も食べてほしい」と園児に呼び掛けていた。