テレワークで活動量不足!インナーマッスルの衰えにご注意を

テレワークなどにより日ごろの活動量が大幅に減った人も多いのではないでしょうか。
そこで問題となっているのが、インナーマッスルの衰えです。
インナーマッスルが衰えると体にどのような影響をあたえるのか、わかりやすく解説します。

インナーマッスルとは

インナーマッスとは「身体の深層部(内部)にある筋肉の総称」で、全身に存在します。
インナーマッスルには、深層部の筋肉は意識しないと鍛えづらいという特徴があります。
たとえば、笑いすぎてお腹が痛くなることありますよね。
この時、体幹部のインナーマッスルが刺激されている状態です。
インナーマッスルを普段から鍛えていない人は痛みも強く感じるかもしれません。

インナーマッスは何に役立っている?

インナーマッスルは以下のような役割を担っています。

・ 関節の固定
・ 体を支え安定させる
・ 動作の安定性の向上
・ 内臓位置のキープ

そして、こうしたインナーマッスルの役割がきちんと果たされることで、体に嬉しいメリットが見られます。

◎ 腰痛や関節痛の予防
◎ けがの予防(労災予防)
◎ 姿勢がきれいになる
◎ 尿漏れ、便秘予防 など

逆に言うとインナーマッスルの衰えは体へのデメリットが多いことがわかります。
特にコロナ禍の今は座っている時間が長くなり自然とインナーマッスルが衰えやすい状態です。
腰痛や疲れが取れにくいなど悩んでいる方はいませんか?

インナーマッスルのセルフケア

インナーマッスルの衰えを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
今回はお家で簡単にできるトレーニング術をお伝えします!

サイドマッサージ

トレーニングの前に下記を行うと効果がアップするのでお勧めです。

① 手のひらを脇腹に置き、親指で筋肉を刺激する
② 軽く痛みを感じるくらいの力加減で、肋骨の下から骨盤までの間をくまなく押していく

ドローイン

一番の基本です!鍛えられる部位は体幹部のインナーマッスルです。

① 足を肩幅に開き方の力を抜く
② 両手をお腹の上に置く
③ 口から「フー」っと息を吐きながらお腹を引っ込める
④ お腹を引っ込めた状態で10~20秒キープ
※息を止めないように気を付けましょう

今回は比較的基本のトレーニングをお伝えしましたが、他にもいろいろなトレーニング方法があります。
興味のある方はぜひ調べてみてください!

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