未来の兵器開発を担う若者たちも見学 連日大盛況の国防展覧会

今月11日に平壌で開幕した国防発展展覧会「自衛-2021」が連日、大盛況だと朝鮮のメディアが伝えている。

展覧会には、この5年間に開発生産された戦略戦術兵器が集結している。

多くの人々が展覧会場を訪れている。(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

14日には、軍需工業部門の科学者、技術者、労働者が展覧会場を見学し、15日からは国防科学の教育部門と軍事学校、平壌市内の大学に通う学生らが展覧会場を訪れた。

朝鮮中央通信は展覧会を見学した学生たちが「祖国の安全と未来を確かなものにするための聖なる闘争に自らの知恵と情熱を捧げていく意志をさらに強くした」と伝えた。

最先端を突破する朝鮮の戦略戦術兵器開発の最前線で活躍しているのは、この分野のベテランではなく若手の科学者、技術者だという。

金正恩総書記も国防展覧会開幕式の演説で「この若い才人たちはわが国の国防工業部門の現在と前途をしっかり支える担い手であり、党と国家の大きな力」だと称えている。

盛大に開催された国防展覧会は、未来の兵器開発を担う「若い才人」たちが学び、奮起する契機になっているようだ。

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