地元の宝 継承へ決意 国文祭・芸文祭グランドフィナーレ

グランドフィナーレでは、神楽を舞った長友安興さん(左)や民謡を歌った梅野リ菜さん(右)ら若い力が輝いた=17日午後、宮崎市・メディキット県民文化センター

 17日に閉幕した「国文祭・芸文祭みやざき2020」。宮崎市のメディキット県民文化センターで同日あった閉会式で、両祭を映像で振り返ると、宮崎の文化の多様さが再認識できた。最終ステージ「グランドフィナーレ」には、若者を中心に約110人が出演し、神楽や民謡、ダンスなどで躍動。日向市美々津に伝わる神武天皇のお船出伝説に重ね、”宮崎の宝”である足元の文化を県外へ、さらには海外へと発信していく決意を体現した。

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