新型コロナウイルス禍における偏見や差別をなくし、暮らしやすいまちづくりを進めようと、神奈川県愛川町社会福祉協議会(同町角田)は、啓発活動「シトラスリボンプロジェクト」を展開している。
同プロジェクトは昨年、愛媛県の有志が始めたもので、県特産の柑橘(かんきつ)にちなみシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけることでコロナ感染者や、生活に必須の業務を担うエッセンシャルワーカーなどへの差別や偏見をなくす取り組み。
町社協はボランティアが作製したシトラスリボンを希望者に配布している。河野敦志事務局長は「このリボンを身につけることで、コロナによる差別や偏見が起きないことを願っています」と話した。
配布はリボンがなくなり次第終了。問い合わせは、町社協電話046(285)2111。