「ファーストの会」衆院選の候補者擁立を断念 荒木代表がコメント

東京都の小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の都議会議員らが設立した国政新党「ファーストの会」が、今回の衆院選への候補者擁立を断念しました。

ファーストの会は「都民ファーストの会」の荒木代表が10月3日に設立を表明したものです。今回の衆議院選挙において東京都内の25選挙区全てで候補者の擁立を目指すとしていましたが、公示日が早まったことなどから候補者の擁立を断念したことを発表しました。荒木代表は「また来るべき国政選挙に向けて頑張る」と話した上で、「かなり多くの方々、この国を憂う方々から応募いただいたのは本当にありがたいと思っている」と感謝を示しました。

都民ファーストの会の特別顧問を務めつつ、これまでファーストの会に対しては「関知していない」と話してきた小池知事は「今回は『ファーストの会』として、状況は日々変化する中で戦略的・総合的に判断したと理解している。これからもチャレンジを続けたいという気持ちはしっかり受け止めたい」と述べました。

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