西武・ニールが帰国「納得のいくパフォーマンスができなかった」今季1勝6敗、防御率5・85

帰国したニール(東スポWeb)

西武は18日、ザック・ニール(32)、マット・ダ―モディ(31)両投手が米国へ帰国したと発表した。

来日1年目に12勝1敗、防御率2・87でチームの連覇に大きく貢献したニールはコロナ禍の影響もあり6勝8敗、防御率5・22に終わった昨年の汚名返上、1月に待望の第一子となる長女が生まれたこともあり契約最終年の今季にリベンジを期していた。

しかし、結果は1勝6敗、防御率5・85とキャリアワーストに終わった。

ニールは「今年は新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、その後の隔離やオリンピック期間中の中断という、例年と違うタフな環境だった。シーズンを通して、自分の納得のいくパフォーマンスができず、またチームとしても悔しい結果になってしまいました」とコメント。

続けて「コロナでいろいろな制限があるなかでも、球場に足を運んでくれたライオンズファンには感謝している。いつも僕たちに温かい応援をしてくれて本当に力になった。新型コロナウイルスが収束して、以前のようなライオンズファンの素晴らしい応援がメットライフドームに戻ってくることを願っているよ」とファンにメッセージを残した。

来日1年目で0勝2敗、防御率5・13に終わったダ―モディは「今シーズンは自分の思うような投球が出来なくて、チームとファンのためにもっと良いパフォーマンスを発揮したいと思うことがたくさんあった。日本に来た僕を、コーチやチームメイトは、いつも助けてくれて、みんなに感謝しているよ。僕のこれまでのキャリアの中でも、ライオンズは一番勉強熱心で献身的なチーム。みんなに出会うことができて幸せだよ。そしてファンの皆さん、いつも応援ありがとう。みんなは僕たちにとって戦うモチベーションの源であり、何よりも必要な存在だよ。Go Lions!」とコメントした。

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