江蘇省の魅力あふれる動物:海辺で自然の妖精の中の妖精に出会う

塩城湿地国立自然保護区で舞いを見せる希少種のタンチョウ

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【南京(中国)2021年10月15日新華社=共同通信JBN】昆明で10月11日から15日まで、第15回国連生物多様性締約国会議が開催された。これは、生物多様性分野のハイレベルな国際会議だ。中国とって、さらには世界にとって生物多様性保護の重要な分野の1つとして、江蘇省は現在、生態系保護の取り組みを絶えず強化している。 Jiangsu Provincial Department of Culture and Tourism(江蘇省文化観光局)によると、現在、江蘇省で登録されている種の数は6046に更新され、165種は希少な絶滅危惧種だ。

南通は長江の河口の北側にある。南通のXiaoyangkou Shoal Wetland Reserve(小洋口浅瀬湿地保護区)は潮の干満の広大な地域によって形成されている。ここでの最高のバードウオッチング・シーズンは、5月、6月、9月、10月で、桁外れに大きな潮の干満の真っ最中に多くの鳥がいる。

塩城は江蘇省で最も長い海岸線のある都市だ。また中国の黄海・渤海湾の海岸沿いでは唯一の世界自然遺産、渡り鳥保護区がある。条子泥湿地はその重要な一角で、「鳥の国際空港」として知られている。毎年、絶滅の危機に瀕しているヘラシギやタンチョウなど無数の鳥が引き寄せられ、ここに立ち寄り、換羽し、越冬する。その数は100万羽で、410種類以上にのぼる。

連雲港のHuaguo Mountain Scenic Area(花果山風景区)は中国西方への代表的旅行先として有名だ。伝説によると、この海近くの高山は孫悟空の故郷。現在、性格が異なるマカクザルの3つのグループがここに住んでいる。神話の世界が現実になったようだ。

南通のゴールデンビーチから塩城の海岸のビーチ、そして連雲港の花果山まで、すばらしい動物たちが山、海、空、陸からこの活気に満ちた生命の回廊へと集まる。江蘇省へようこそ。そして、人々が自然と調和して暮らす美しい海岸の魅力あふれる動物に出会ってほしい。

ソース:Jiangsu Provincial Department of Culture and Tourism

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(画像説明:塩城湿地国立自然保護区で舞いを見せる希少種のタンチョウ)