全日本プロレスは18日に都内の事務所で会見し、31日の東京・後楽園ホール大会で青柳優馬(25)、青柳亮生(21)の兄弟タッグが、アジアタッグ王者のエル・リンダマン、T―Hawk組に挑戦すると発表した。
タイトル戦に向けて、兄の優馬は「僕にとっては(2017年に初めて取った)思い出のベルト。このベルトの価値を一番知っているのは自分だと思う」と意気込み。横の弟に視線を送ると「〝青柳兄弟〟というものを広めたいからこそ、勝ってベルトを取りたい」と力をこめた。
これにうなずいた亮生は「僕が生まれてからずっと一緒にいる。同じ血が流れているんで、心配ないと思います。青柳兄弟、青柳亮生というブランドを上げていきたい」と兄弟の絆に自信を深めた。
対する王者組も「僕らの方がアジアタッグのベルトを盛り上げる気持ちは高いと思う。君たちはこのアジアタッグ戦線を盛り上げられるのか?と思います。間違いなくこのベルトもT―Hawk、エル・リンダマンが持っている方が喜ぶと思います」(T―Hawk)と譲る気はない。最後に笑うのは、どっちだ――。