上空に寒気 下層に暖湿気で大気の状態不安定

19日(火)は、高気圧が千島近海から千島の東に移動します。一方、日本の南の停滞前線上に低気圧が発生して日本の東に進むでしょう。また、沿海州付近の低気圧が北海道付近に進んで次第に不明瞭となり、代って別の低気圧が日本海中部に発生する見込みです。
北~西日本は、午前中は晴れ間もありますが午後は雲が広がりやすく、雨の降る所が多いでしょう。また、上空には18日(月)より強い寒気が入り、下層には温かく湿った空気が流れ込むことで大気の状態は不安定となるため、所々で雷雨となりそうです。空模様の変化にご注意ください。南西諸島はくもりや雨となるでしょう。
今週半ばまでは、低気圧や前線の通過でくもりや雨となる所が多い予想ですが、週の後半になると、移動性高気圧の影響で晴れ間の広がる所も多くなりそうです。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:19日午前9時の予想天気図。

© 株式会社ウェザーマップ