LiLiCo “同郷”グレタさんを称賛「声を挙げて何かを訴えるのはスウェーデンの女の子らしい」

映画「グレタ ひとりぼっちの挑戦」のトークショーに登場したLiLiCo(東スポWeb)

映画コメンテーターのLiLiCo(50)が18日、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんに密着したドキュメンタリー映画「グレタ ひとりぼっちの挑戦」(22日公開、新宿ピカデリーほか)の公開前トークショーに登場した。

2018年8月、当時15歳のグレタさんは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、1人でストックホルムにある国会議事堂前でストライキ活動を始めた。同作は19年の「フォーブス」誌で〝世界で最も影響力のある女性〟に選ばれた、世界で最も有名な活動家・グレタさんの素顔にも迫っている。

同じスウェーデン出身のLiLiCoは「日本に来て32年。私はグレタさんの友達でも学校の後輩でもないけど、ああして声を上げて何かを訴えるのはスウェーデンの女の子らしい」と行動力を絶賛。18年からわずか3年で世界的な活動家になったことについて「私は仕事をいただけるまで22年かかった。こんなにもすぐに世界から注目される人になるなんて、監督も驚きだったんじゃなかな」と話した。

北欧に位置する母国も地球温暖化の影響が大きいといい、「本来は涼しい国。スウェーデンにいたころは10月30日に初雪が降っていて、『暑いな~』と思ったら18度だった」。17年に歌謡コーラスグループ・純烈の小田井涼平と結婚したが、「2年前に結婚式を挙げたときは35度くらい。今はクリスマスですらホワイトクリスマスじゃない国になったんだなと思った」と驚いた。

自身も環境省のアンバサダーを務めるLiLICoは「芸能界は誰もいなくても楽屋の電気がついてることがあるけど、私は電気を消してる。ドライヤーも使ってない」と告白。「電子レンジも使ってないから、旦那さんがないと思って、家にあるのに『電子レンジが欲しい』と言ってた(笑い)」と明かした。

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