【中国】5千万kWの風電開発へ、政府・企業が計画[公益]

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中国の118都市と風力発電関連企業600社余りがまとめた風力発電の発展計画が17日発表され、第14次5カ年計画(2021~25年)期間に発電設備容量5,000万キロワット(kW)の風力発電機1万基を全国に設置するとの方針を示した。証券時報(電子版)などが伝えた。

国有エネルギー企業の国家能源投資集団の子会社、国華能源投資などが参画する。同期間には全国100県の中から5,000の村を選んで建設し、まずは21年末までに第1弾となる500万キロワットの事業を10県市で着手する。

風力発電事業の推進によって、都市工業分野でのカーボンニュートラル(炭素中立)の実現、農村部の振興、東北地域の再振興、西部大開発、中部地域の汚染物質排出抑制などにそれぞれつなげる。

川上・川下部門の協力によるシナジー効果や技術刷新などを通じて、風力発電の発電コストの抑え込みにも乗り出す。25年には陸上風力発電の1キロワット時当たりのコストを0.1~0.3元(約1.8~5.3円)に引き下げる。洋上風力発電は沿海設置分を0.4元、沖合設置分を0.5元にそれぞれ抑える。洋上風力発電は地方政策や金融支援などを活用して、「24年に低価格化を実現する」との目標を示した。